朝食を食べると賢くなる?
「朝ごはん」を食べていますか?
皆さんの家ではみんなで揃って「朝ごはん」を食べていますか?
農林水産省のデータで、朝ごはんを食べる習慣がある人とない人では、 「勉強・仕事・スポーツ・精神面」で大きな差が出るとわかりました。
朝食を毎日食べる児童は、学力テストの正答率が、 朝食を食べない児童に比べて16ポイント上回る、というデータがあります。
和歌山県の小学4年生と中学1年生合計2000名の調査でわかったデーターです。
朝食を食べる生徒は、正答率75%、食べない生徒は正答率57%でした。
パン派?お米派?
脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖です。 朝ごはんでしっかりエネルギーをを補給すると、体全体にエネルギーがいきわたり、 脳の働きも活発になります。
朝ごはんを食べる習慣がある家庭の子は、 学校へ行ってからも、午前中からしっかりと集中ができて、 その結果、勉強が頭にしっかりとはいります。
脳のエネルギーが足りない状態のとき、人はイライラしたり落ち着かなくなったりします。
脳のエネルギーになるブドウ糖は、一定量を体にためておくことができません。 常に、使っては補給の繰り返しが必要です。
さてそれでは、朝ごはんには、パンとご飯のどちらがいいでしょう。
どちらからでもブドウ糖は補給できます。
ただし、パンの場合、消化が早くすんでしまい、血糖値が下がるのが早くなってしまうため、 お昼ごはん前には脳がエネルギー不足になってしまいます。
その点、ご飯は腹持ちがよく、ブドウ糖がゆっくりと安定して脳にいきわたります。
血糖値も緩やかに下がるため、腹持ちがいいのです。
子どもの朝ごはんには、米ごはん食がおすすめです。
朝食は皆揃って同じ時間に、ご飯を主食として食べることがおすすめです。
皆揃うことで安心感が生まれ、精神が安定しますね。
また、毎日同じ時間に朝食を取ることで、朝の便通もよくなり、体調管理も行えます。
朝食をとることは一挙両得ですね!